2014年01月03日

武士の献立

武士の献立



皆さま、お正月は、ゆったりと過ごされてますか?
ワタシは、昨年レビューを終えてない作品が、10本も溜まってます(汗)
7月鑑賞の「セデック・パレ」8月鑑賞の「イノセント・ガーデン」まであります。
新年なのに、スッキリ!とはいかず、どうにかしたいです・・・・・
とりあえず、東京散策時に見た4本は、大分公開は2月以降ですので、後回しにして・・・
仕事始めまで、やれるだけ頑張るのみです・・・

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「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三監督による作品。
本作では、脚本も担当されてます。

江戸時代、刀を包丁に持ち替えて主君に仕える“包丁侍”こと、武士の料理人がいました。
ストーリーは、そんな由緒ある包丁侍の家に嫁いだ主人公が、持ち前の明るさと
料理の腕前で、家族の絆を深めてゆくお話です。

王道で、まっすぐ、かげりのない陽のストーリーでした。
見ていて、心地よく、いい映画だったなぁ~と思う。
ワタシは、王道ものって大衆娯楽には大切だし、そんな映画が好きなんです。

本作は、時代劇のホームドラマであり、ラブストーリーであり、スポコンでもあります。
ダメ夫を、一人前に育ててゆく妻の姿は、現代人にも勉強になるかと。
主人公を演じた上戸さんが、いいですね。
最近、良妻役へと、見事にシフトチェンジされてます。

劇中の料理は、実在の献立書をもとに作られた江戸時代のもの。
華やかで、素晴らしい料理でした。
人は、美味しいものを食べると、大らかになり、怒りも静まります。
包丁侍たちは、藩の平和と繁栄に貢献したのだろうと思いました。

本作は、見る人を選びません。
個性的な作品を好む方を除けば、誰にでもオススメ出来る作品です。(80点)


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