2018年06月21日
万引き家族

カンヌ国際映画祭で、パルヌドールに輝いた、是枝裕和監督の最新作。
祖母の年金と、足りないものは万引きで生計を立てていた一家。
ある寒い冬の日、外で震えていた幼い女の子を助けるのだが・・・
いろんな家族を描いてきた是枝作品は、全て見てます。
その中でも、子供が出てくる作品が、やはり冴えてますね。
盗んだのは、家族の絆でした。
血の繋がりばかりが、家族じゃないと思っていますが、世間では、血が優先されてます。
産む以上に、育てる方が、大変なのに・・・と思う。
公開中に、5歳の女の子の虐待死が報道され、この作品とシンクロしました。
子供は、親を選べません。選ぶ権利がない。血が優先されます。
それって、よーく考えると、残酷。生まれた時から、決まってる事だから。
リリーさん、サクラさん、希林さんetc・・・役者さんそれぞれが、素晴らしい演技でした。(80点)
Posted by サラ at 21:51│Comments(0)
│2018年公開作品
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