2019年02月06日
母さんがどんなに僕を嫌いでも

原作者、歌川たいじさんが、自分の壮絶な生い立ちを綴った小説を
御法川修監督が、実写映画化。
子供の時から大好きな母親から拒絶され続けた主人公は、17歳で家を出て
1人で生きてゆく・・・
監督の舞台挨拶があった、上映初日に鑑賞。
実は、好きな俳優さんの大賀さんが、主演だったけど、虐待映画なのかな?が、引っ掛かり
迷っていた作品なのです。
でも、監督からのメッセージを読んで、監督の作品を観たいし、監督にも会いたいと思いました。
「これまで様々な映画に心を揺さぶられてきましたが、僕の人生に、一番影響を与えてくれたのは
“映画館”という空間そのものでした」
ワタシも“映画”よりも“映画館という空間”だったんだ・・・と。
だから、DVD鑑賞じゃなくて、映画館で観ることに、こだわっているんだ・・・と。
メッセージは、もっと長いものでしたが、心臓ドキュンでした。
昔、「映画館で、映画を見ながら、そのまま死ねたらいいのに」と冗談まじりに
言ってましたが、今もそれは変わりません。
大変迷惑で、到底無理なお話ですが(笑)
映画館の暗闇は、マジックです。
時々、自分にマジックをかけながら、人生を続けてゆくんだろうと思う。
さてさて、映画は、暗くもなく、ドロドロ感もなく、カラッとしてます。
それよりも、母親が実子にここまで出来ちゃう?と怒りの方を感じました。
でも、タイジは、それでもお母さんが大好きで、もう健気というか、どこまで良い子なんだ!
主人公の母親に対する愛情が、深くて、清らかで、凄いとしか言えない。
大人になったタイジは、友人を得て、その触れ合いの中で、やっと幸せを感じてくれる。
人は、いろんな形の愛で、再生してゆくんだと、改めて思います。
大賀さんは、重たいストーリーを背負っていたのに、絶妙なバランスで、ユーモアを持って
演じられていました。
だから、圧迫感がなくて、観やすかったんだと思う。
御法川監督、これからも映画館の暗闇へのご招待をお待ちしてます。
メッセージ、ありがとうございました! (80点)
Posted by サラ at 05:34│Comments(0)
│2018年公開作品
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。