2008年01月06日

プロヴァンスの贈りもの

原作は、ピーター・メイルの同名小説です。
「南仏プロヴァンスの12か月」等で有名なベストセラー作家です。
監督は、「グラディエーター」のリドリー・スコット。
今回、ラッセル・クロウと再び組んで作ったのは、ラブストーリーです。
チョット、意外でしたね。
でも、見終わって思ったのは、プロヴァンスで休暇を取るように、スタッフみんなで、楽しみながら映画を撮りたかったのだろうなぁ〜と。
撮影が終わったら、ワインを飲んで、ワイワイやっている様子が目に浮かんじゃう・・・
そんな映画です。

ストーリーは見る前から想像出来て、見た後には「やっぱり、その通りだったわ〜」となります(笑)
ひねりもなく、素直です。
ここまで、素直にやられちゃあ〜逆に新鮮に感じてしまうくらい・・・

ラッセル・クロウの子供時代を、フレディ・ハイモア君が演じてます。
やっぱり彼は、サイコーです!
逆に、ラッセル・クロウは、チョットお肉が、だぶついてて
「フレディ君が、なんでこうなっちゃうワケ?」
ラッセル殿、太りやすいのはわかっちゃあいるけど、撮影中だけは、絞ってほしい!
それに、ニヤついたラッセル・クロウは、ワタシ的にはイマイチ。
演技は、さすがに上手いですけどね・・・
でも、女優さんはキレイだったから満足でした。

映画の撮影は、もちろんプロヴァンスで行われてます。
ヘンリーおじさんのシャトーと葡萄園は、実在するシャトー”ラ・カノルグ”だそうです。
ホントに美しい風景でした。プロヴァンスの写真集を見てるようです。

ワタシ的には、この映画の主人公はプロヴァンスという土地でした。
パリの美しさもいいけど、南フランスの陽の光の美しさは、とびきりです。
ワタシは、4年前から「プロヴァンスの猫たち」というカレンダーを愛用してます。
今年は、5冊目。美しい風景と優雅な猫ちゃんたち。
猫ちゃんたちの表情を見てると、楽園のように感じます。
主人公のマックスが、ここで人生の価値観が変わった気持ちが少しわかる気がします。

プロヴァンスに魅了され、ゆったりと時間が流れ、恋もする。
ワタシを、気持ちよ〜く騙してくれた映画でした(笑)

ロマンチックなラブストーリーが好きな方に、オススメします。


同じカテゴリー(2007年公開映画)の記事画像
魍魎の匣(もうりょうのはこ)
カンナさん大成功です!
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
パンズ・ラビリンス
ルイスと未来泥棒
サーフズ・アップ
マリア
スターダスト
エヴァンゲリヲン新劇場版:序
椿三十郎

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。