2016年01月02日

マイ・ファニー・レディ



「ペーパー・ムーン」のピーター・ボグダノヴィッチ監督の13年ぶりの新作。

ハリウッドスターとなったイジーは、自分の生い立ちや、デビューのきっかけを語る
インタビュー形式の取材を受けます。
そこで語られたのは、イジーは元コールガールで、あるお客から
「君の夢の為に、3万ドルをあげる」と言われ、夢だった女優の道に
挑戦したらしいのです。

小粋で、オシャレな大人のためのコメディ映画でした。
おフランスのような屁理屈もなく、古き良きハリウッド時代のような
明るく、素直で、わかりやすい、そんな笑いでした。

製作には、ウェス・アンダーソンと、ノア・バームバックの2人が参加してて、
なんとなく、ははぁ〜んと分かります。

イジーを演じたイモージェンが、とても可愛かった!
そして、オーウェン・ウィルソンの毒気の無さと、いい人っぱさが、絶妙。

男女のドタバタ劇ですが、ドロドロ感とは無縁のコメディ映画でした。

ところで、ラストのオチで、ある方が登場するのですが、もう笑うしかなかったです。
いいとこ取りでっしょ!このオチは、ダメでっしょ!
まっ巨匠なんだから、それくらいのご褒美があってもいいっか!(80点)

☆新宿シネマカリテにて鑑賞




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