2007年11月07日
インベージョン

宇宙から持ち込まれた微生物が人間に寄生し、レム睡眠に至ると発症。
一晩明けて、眠りから覚めると、外見は何一つ変わらないのに感情が失われてしまう。
人の心を保ち続けるには、永遠に眠らずにいる事しかない・・・
面白かったですね〜
ジャンル的には、サスペンス・スリラーになると思いますが、最後まで、ドキドキ、ハラハラさせられました。
主演のニコール・キッドマンが、
とにかく上手いです!
母の強さをビシビシ感じちゃいました。
そして、美しい!
今回、シースルーの下着姿も披露してくれてますが、セクシーさよりも、芸術的な美しさのようなものを感じちゃいました。
ニコールは、切迫した演技をやっても、キンキンしてなくって、見やすいって言うか・・・
ワタシ的には大助かりでした。
女優さんによっちゃあ、ヒステリーっぱくなっちゃったり、叫ぶ声がうるさくって、見てるこっちが、
逃げ出したくなる事だってあります。
映画自体は、ヨカッタのに、あの女優さんがジャマだった・・・
な〜んて、よくあります。
叫ぶ演技って大事ですヨ。
ニコールと今回共演してるのは、ダニエル・クレイグ。
そう・・・あの007シリーズ最新作で、ジェームズ・ボンドをやられた方です。
実はワタシ・・・ダニエル見たさに、この映画を見ました。
(ワタシも彼の色気にやられちゃった一人です)
今回は、アクションは、ほとんどなかったんですけど、又、スクリーンで彼に会えただけでも、
シアワセです♪♪♪
007最新作の時とは、感じが違ってて、どちらかと言うと「ミュンヘン」に出てた時の感じに
似てました。
そして、キャロル(ニコール・キッドマン)の息子役をやった男の子が可愛かった。
もちろん、キンキン、うるさくないです(笑)
人間は感情の動物だと聞いた事がありますが、喜怒哀楽といった感情が全くなくなったら、
人を愛する心もなくなってしまいます。
もし、愛する息子を愛せなくなったら・・・
主人公キャロル(ニコール・キッドマン)は、愛する息子を助け出す為、汚染された街へと
入って行きます。
でも、眠ってしまったら、自分でなくなる・・・
感情を見せたら、捕まってしまう・・・
抵抗したら、殺されてしまう・・・
スゴイ緊張感でした。
主人公キャロルが、街中を無表情で歩くシーンだけでも、ドキドキします。
やはり、ヒルシュビーゲル監督、上手いです!
俳優さんも一流の方ばかりですけど、観客の緊張感を持続させてくれたのは、
シーンごとの繋ぎ方が上手いんだと思いました。
久々に、ニコール・キッドマンの魅力全開の映画です。
Posted by サラ at 22:48│Comments(0)
│2007年公開映画
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