2006年12月28日
007カジノ・ロワイヤル

今回はシリーズ第21作目で、ボンドの原点に戻った映画だそうです。スマートで華やかなボンドではなく、タフな強さと心の迷いも合わせ持つ人間的なジェームズ・ポンドです。
ストーリーは、その後のボンドの人生を決定付けた「最初の任務」と「運命の女性ベスパー」とのラブストーリーが描かれてました。
今回は6代目としてダニエル・クレイブがボンドを演じてます。
ワタシは先代のピアース・ブロスナンしか知りません。だからショーン・コネリーのダンディさも知らないし、ほとんど白紙の状態で見たようなものです。
007のイメージ像も持ってなかったのでストーリーもすんなり入ってゆけました。
ダニエル・クレイブは1968年、イギリス、チェスター生まれ。
新しいボンド役がダニエルだと知った時は正直ちょっと驚きましたね。
「ミュンヘン」で見たあの人?二枚目というより、セクシーで野性的な感じだったのでピンとこなかったです。それに、あと5歳位若い人と思ってましたし・・・
でも今回タキシードを着こなしてる彼を見て、こんなにカッコよかったっけ?と驚きました。
ダニエル・クレイブはイケメンではないんですが、ブルーの目が綺麗で憂いを帯びてて、男の色気がありました。
女性受けするんじゃないかな・・・弱さや純情さもチラッと感じたりもするから・・・
ワタシ的には前回の端正なお顔立ちの美男子ピアースより魅力を感じます。ホメすぎ?ですかぁ〜
ここからはワタシ的な映画の感想です。
ヨカッタです!楽しかった〜!
ドキドキ、ハラハラしてスゴク面白かったです。
タイトル前はモノクロでクールなボンドが登場。
そしてメインタイトルは、トランプを使ったグラフィックデザインで・・・コレがセンスよくっていいんですヨ!
グラフィックデザイナー誰なんだろう〜?
アクションはド迫力です。見応えあります。
冒頭からターゲットを追いかけます。走るの速い!ジャンプすごい!
ワタシ、コウフン状態!!!!体温1度上昇!
脚本がポール・ハギス、監督がマーティン・キャンベルだったので、映画としての面白さを期待してましたが、その点においてもワタシは満足でした。
そして運命の女性ベスパーを演じたのがエバ・グリーンだった事もウレシイ!
「キングダム・オブ・ヘブン」でハリウッドデビューしてから彼女のファンでしたから。
ミステリアスで吸い込まれそうな目が魅力的、体も細くてキレイ〜やっぱ美女最高!
フランスの女優さんで母親は女優のマルレーヌ・ジョベールさんだそうです。
ベスパーは怖いもの知らずのボンドが007となる変化をもたらす重要な役でしたが、エバはスゴクよかったです。
リアルな悪役ル・シッフルはデンマークの俳優さんが演じてました。上手かったですね。
最後にボンドの上司Mは、ベテラン女優ジュディ・デンチです。
ワタシは次回作でも、ビシッと元気で演じてくれるか心配。近頃、老人役で彼女を見る事が多いせいでしょうか。
次回作では、現役は退いたけど影でボンドを助ける役なんてピッタリだわ!なんて妄想してます。
昔から007シリーズを愛している方々の中には、ダメ出しされる人もいるだろうな〜とお察しいたします。
でもワタシ的には、今回の映画は大満足してます。
カジノのシーンはゴージャスだったし、野性的で汗を吹き出しながら走るリアルなボンドに魅力を感じました。
そしてラストにお決まりのセリフを言ってくれて、例のテーマソングが初めて流れます。
単純に「やっぱいいわぁ〜キマッテる〜」と一人喜んでおりました。
「ボンド、ジェームス・ボンド」と言った瞬間から007の重みを背負ったダニエル・クレイグ。
彼の真価が問われるのは、次回作からでしょうね。
お正月はヒマなんで、もう1度見てコーフンしたいと思います。人生、刺激が大事。
と言うワケで・・・ワタシ的には、おススメいたします。
Posted by サラ at 00:03│Comments(1)
│2006年公開映画
この記事へのコメント
はじめまして!
007は最近観ていなかったのですが
今度みてみようかなぁ~
007は最近観ていなかったのですが
今度みてみようかなぁ~
Posted by アナゴン at 2006年12月28日 06:59
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。